花の世話、人工受粉
期間、3月〜4月ごろ
注意する病気、うどんこ病、灰色かび病、炭そ病
注意する害虫、アブラムシ
開花
3月〜4月ごろにイチゴは開花します。
開花した時、
@寒い
A雨
B虫の姿が見えない
この3点に注意が必要です。
@寒いとき
寒いと次のことが考えられます。
寒さによって、めしべがやられる。めしべは0℃以下になるといたむ可能性があります。とくに夕方水やりをする場合は花に水がかからないようにします。人間でも熱になったら水でぬらしたタオルをおでこにのせるじゃないですか、あれです。
寒いと受粉をしてくれるハチの元気がない場合があります。
A雨が降っているとき
雨が降っていると虫が着ません。
B虫の姿が見えない
暖かく、いい天気でも何らかの理由で虫がいない場合があります。
人工受粉
上記のような時人工受粉させます。(特に虫のいない市街地では必ず行ってください)
人工受粉はやわらかい筆で、晴れた日、開花から3日以内に行います。これは花粉の寿命が3〜4日だと言われているからです。
おしべとめしべをやさしく、やわらかい筆などでなでてください。
やさしくおこなってください。イチゴの実が奇形になるのは受粉がうまくいっていないときです。
やさしくしないと、めしべが傷つく恐れがあります。
花が咲いて30〜40日で実が出来ます。
水やり |
この頃から1日1回、様子を見て2回にします。
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小さい花と、摘果(てきか) |
花を見ると小さい花があると思いますので、摘み取ります。小さい花はうまく受粉させにくいため、変な実ができやすいです。
小さい実ができるとその時点で奇形の実は分かると思います。これは受粉がうまくいっていない証拠なので摘み取ります。
女峰などは花が多く咲き、収穫量も多いです。しかし、その花の量を減らすことにより実の数を減らし、大きくて甘い実をつけやすくすることが可能です。これを摘果(
てきか)と言います。
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基本編
・イチゴを始める時期
・育てるのに必要な道具
・育てるのに必要な道具A
品種編
・育てやすい品種
→宝交早生
→女峰ととよのか
→ワイルドストロベリー
病害虫編
・
イチゴの病気
→うどんこ病
→灰色かび病
→炭そ病
→萎黄(イオウ)病
→そのほか
・アブラムシが原因の病気
→すす病
→ウイルス病
・ イチゴの害虫
→アブラムシ
→ハダニ
→コガネムシ
→そのほか
・ 実を食べに来る生物
→実を食べに来る生物
用語編
・イチゴ栽培で使われる用語
→ イチゴ栽培で使われる用語
収穫までの世話
・秋から冬の世話
→苗の植えつけ方
→秋から冬の世話
・冬から春の世話
→冬の世話
・春の世話
→マルチング ・春の世話
→ 花の世話
→ 収穫
収穫後のイチゴ
・イチゴの活用方法
→ジャム
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