うどんこ病

なる季節 
真冬を除いた年中

なりやすい季節 
6月前後

なりやすい条件
うどんこ病はかびの一種です。 かびと言えばじめじめした時に起こりやすそうですが、うどんこ病は乾燥したときにも起こります。

なりやすいのが、雨→天気という日です。
雨の降っているときは病気にならず、晴れになったときなります。

比較的強い品種・宝交早生  弱い品種・とよのか






どのような病気か
イチゴだけでなくほとんどの植物に被害を与えるカビです。(イチゴうどんこ病はイチゴだけにしかつきませんが)初めは葉に少しうどんこをまぶしたような、白い粉がつきます。しかし放置しておくと急速に葉の全体を白くし、茎や花、そして実にもつきます。最悪かれます。初期の段階ではそんなに怖い病気ではありませんが早急に対処しないと取り返しのつかないことになります。


もっともなりやすい季節
うどんこ病は年中発生するのですが、特に春(初夏)と、秋の雨と晴れが交互に続くような時期に多いです。季節では6月以降の暖かい時期に多いです。これは4〜5月ごろに胞子がとびまわるからだと思います。雨の日にはなりにくいです。雨が上がったあと乾燥した期間が続くとなりやすいです。

寒い季節はなりにくく、なるとしても11月の終わりごろぐらいまでです。12月〜3月の間は被害はないと思います。

対策
予防
うどんこ病は風通しが悪いとなりやすいので風通しの良いところで栽培します。

うどんこ病は暖かい時期になりやすいので、春から始めるのではなく、秋から始めたら比較的被害を受けずに栽培することが出来ます。

最も効果的な方法は薬剤の使用です。
薬剤を使用したくない場合は木酢液をスプレーします。これは1リットル500〜1000円ぐらいで園芸店で売っています。

これはうどんこ病だけでなく様々な害虫にも効果がありお勧めです。ポイントは葉のうら側にも忘れずにスプレーすると言うことです。害虫は雨を避けるため葉のうら側にいることが多いからです。害虫は1ミリ以下という目には見えない大きさなので例え見えなくてもスプレーします。
注意点としては薄めておこなう木酢液が多いと思うのでよく注意書きを見て行うと言うことです。
ただし、木酢液は栄養にもなるのでイチゴには向かないかもしれません。 様子を見ながらやった方が良いと思います。

駆除方法
薬剤を使用する。
酢を薄めたものでふく。
なった葉を摘み取る。

などです。

参考になるサイトさま
灰色かび病、うどんこ病(写真)

うどんこ病の予防
木酢液の植物病原菌に対する抗菌活性と防除効果



 

基本編
イチゴを始める時期
育てるのに必要な道具
育てるのに必要な道具A

品種編
・育てやすい品種
宝交早生
女峰ととよのか
ワイルドストロベリー

病害虫編
イチゴの病気
うどんこ病
灰色かび病
炭そ病
萎黄(イオウ)病
そのほか

・アブラムシが原因の病気
すす病
ウイルス病

・ イチゴの害虫
アブラムシ
ハダニ
コガネムシ
そのほか

・ 実を食べに来る生物
実を食べに来る生物

用語編
・イチゴ栽培で使われる用語
イチゴ栽培で使われる用語

収穫までの世話
・秋から冬の世話
苗の植えつけ方
秋から冬の世話

・冬から春の世話
冬の世話


・春の世話
マルチング
・春の世話
花の世話
収穫

収穫後のイチゴ
・イチゴの活用方法
ジャム